BLOGブログ

インビザライン、上田桂子

矯正歯科/インビザライン

インビザライン矯正歯科医 上田桂子です

このたび、インビザラインに携わる先生やスタッフ・歯科衛生士向けWEBサイトを開設いたしました

ここ近年、矯正歯科とくにマウスピース矯正の需要の高まりとともに、インビザラインをクリニックに導入する先生方が増えています。しかし、導入コースを受けたものの実際にどのようにすすめていいか分からない、誤った使い方によってトラブルになりそうといったケースも耳にします。

これまでの長年にわたる臨床経験や勤務医時代からさまざまなクリニックを渡り歩いた経験を活かし、インビザライン診療を強化したいクリニックや、クリンチェックを学びたい先生の支援を行っています。

このブログでは、私の考え方や診療をより身近に知っていただいたり、実際の指導や学ばれた先生方の成果をお伝えしていく場になればと思います。

異色の経歴(勤務医→フリーランス→株式会社)

2021年現在、私は自分のクリニックを持っていません。
普通の歯科医師がイメージされるキャリア形成ではなく、フリーランスとなり今年は株式会社を設立する人生を歩んでいました。
その時々、すべての経験はかけがえのないもので、一つとして無駄なものはありません。

勤務医時代はガムシャラに基礎から矯正を学び、インビザラインを導入し組織に定着させることに携わる経験ができました。
さらに、キャリアアップを目指してフリーランスとなり、矯正専門で診療を行っています。

そんな中、コロナ禍でデジタル化がすすみ、オンライン診療や来院頻度削減など診療効率化を図ることができたのはインビザラインならではのこと、またオンラインを利用しインビザラインを学ぶ場も場所や時間に関係なく一般的に普及したことも、今回この新たなサービスを展開していくきっかけとなりました。

私の成長を助けてくれたクリンチェックレビューサービス

私がインビザラインを学び始めたのは2008年、周りにはインビザラインドクターはおらず、導入コースもVicki先生がわざわざ来日してレクチャーをしていた時代でした。

クリンチェック作成に自信が持てず、細かい動きをどう指示を入れるか、クリンチェックを見ながら電話をつなぎディスカッションする。
それがインビザラインジャパン社が提供するクリンチェックレビューサービスでした(現在もあります)症例によって最終位置は違うので、心配性な私は、前社長からストップがかかるまでほぼすべてレビューサービスを受けていました。その数、約100症例。
当時のレビュースタッフの方々に育てて頂いたと言っても過言ではありません、新たな機能が追加されたりすると教えて頂いたり、新たな気づきをもたらしてくれました

このサービスを発展させ、zoomを利用しクリンチェックProを操作したり、疑問を解消しながら積極的に取り組めるよう仕組化しました。

セミナーでは、インビザラインの一般的な内容や機能のこと、大枠症例別の概論は学ぶことができます。
しかし、本来、ビギナーのドクターにとって必要な事は「今困っている事を必要な時に聞けること」それには、数をこなして地道に積み重ねていくしかありません。

このサポートは、単なるクリンチェック代行ではありません。小さな疑問や不安を一つ一つ解消しながら成長をサポートし、最終的には自分の力でインビザライン診療が行えることを目標にしています。

今後の展望

インビザラインを軸とした教育、育成サービスを運営していますが、今後目指したい取り組みは、古い医療界の常識にとらわれることなく、時代の流れに合わせた柔軟な働き方を実現する組織作りです。若い人材が自由な働き方やキャリア形成でき、高いスキルが学べる場を作れればと思っています。

自己紹介を兼ねて、このサイトに込めた想いをつづらせていただきました。

インビザラインに不安がある、これから力を入れていきたい、インビザラインにまじめに取り組む先生方からのお問い合わせをお待ちしております

ページの先頭に戻る