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最もやさしいアライナー矯正の教科書、出版記念1Dayセミナーを終えて

矯正歯科/インビザライン

最もやさしいアライナー矯正の教科書、出版記念1Dayセミナーを終えて

2月にデンタルダイヤモンド社から出版しました『最もやさしいアライナー矯正の教科書』の出版記念1Dayセミナーを、大阪・横浜の2都市にて開催いたしました。

4月29日(祝)大阪会場・グラングリーン大阪、6月7日(日)横浜会場・崎陽軒本店の両会場には、北は北海道、南は沖縄より多くの先生方、スタッフの皆さまにご参加いただきました。
ご参加くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
本日は、そのセミナーの様子を振り返りながら、当日の模様をレポートとしてお届けいたします。

本をより深く理解 臨床へとつなぐ実践のプログラム
今回のセミナーは、私の著書『最もやさしいアライナー矯正の教科書』をベースに実習を講義からリアルに学んでいただくために企画したものです。

本書は、1章に【診療室の手引き】と2章【臨床ケースファイル】二つの柱によって構成されています。
書籍として知識をお伝えするだけでなく、日々の診療のなかで実際に生かすことをコンセプトに、実習を盛り込み症例解説も先生・スタッフともに学んでいただくため、実践的に深める1Dayプログラムを企画しました。

午前の部:手技をマスター「実習」
午前の部では、ドクターやスタッフの皆さまに実際に手を動かしていただきながら、模型実習を行いました。インビザライン治療において欠かすことのできない重要な手技です
・アタッチメントの付与
・IPRの安全なアプローチ
・顎間ゴムやアライナー加工


実習では、単に手順を確認するだけではなく、臨床でつまずきやすい点や、より確実に進めるための工夫、そして日々の診療を円滑にするための視点についても丁寧にお伝えしました。

「理解しているつもりだったことが、実は曖昧だった」と感じられる場面もあったようで、皆さまが真摯に模型に向き合われるご様子がとても印象的でした。

アライナーカッターやプライヤーを手に、一つひとつの技術を着実に習得していただけたと思います 対面でこそ伝えられる細やかなニュアンスを共有できたことは、この実習の大きな意義であったと感じています。

午後の部:症例を深堀解説「臨床ケースファイル解説」

午後は、書籍に掲載した症例をさらに深く掘り下げ、クリンチェック・診療ポイントをお伝えする講義パートを行いました。

ここでお伝えしたかったのは、単に術前・術後の変化や治療結果だけではなく、「なぜその診断に至ったのか」「どのような思考のもとでそのクリンチェックを組み立てたのか」という、診療の根幹をなす判断のプロセスです。

講義では、その背景にある考え方や設計の意図、臨床の中で行ったリカバリーや治療中に気を付けるポイントも含め、できる限り具体的にお話ししました。
誌面には収めきれなかった細やかな工夫や現場ならではの視点を共有できたことは、今後の臨床にお役立ていただけると思います。

参加者の皆さまが真剣に耳を傾けてくださり、講義や実習中も様々なご質問をいただいたり、先生方同士でも活発に意見交換していただけたりと学びの多い時間になったと思います。
「明日から見る視点が変わりそうです、積極的にインビザラインを患者さんに勧められそう」といったお声をいただけたことは、何よりの喜びでした。

臨床相談をはじめ、日々のクリニック運営、スタッフ育成、そしてこれからのアライナー矯正の可能性まで、さまざまなお話を交わすことができました。

同じ志を持つ先生方やスタッフの皆さまが一堂に会し、学びを分かち合いながら新たなつながりを育んでいくこと。 それこそリアル開催ならではのかけがえのない価値であると、改めて実感いたしました。

おわりに

今回の出版、そしてこの出版記念セミナーを通じて、全国の熱意ある先生方、スタッフの皆さまと直接お会いし同じ時間と学びを共有できたこと、本を手にとっていただいた先生方から直接お言葉をいただけたことは大変うれしく感じました。

アライナー矯正は、正しい知識と適切な視点、そして少しの工夫を積み重ねることで、診療がスムーズに流れ、より良い治療へとつながっていきます。先生方、スタッフのみなさんも自信をもって診療に取り組んでいただくべく今回のセミナーが、皆さまのこれからの臨床に少しでもお役立ていただけるものであったなら幸いです。

改めまして、ご参加くださいました皆さま、そして開催・出版にあたり多大なるご協力を賜りました関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、皆さまの臨床に寄り添い、安心して矯正治療を行っていただけるようサポートを続けてまいります。
また次の機会にお目にかかれますことを、心より楽しみにしております。

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