WORK SHOP in箱根を開催
GW前半4/28~29に、長年ご愛顧いただいている先生方をご招待して、箱根で1泊2日のWORK SHOPを開催いたしました
インビザラインを通して日頃は、オンラインでの交流が中心となっておりリアルでお会いする機会も少なく、かねてより「合宿って珍しいかな?」と思いながら2年近く計画を練っておりました
また、日頃診療業務でお忙しい先生方の息抜きができるようにと、環境を変えて自然と温泉に癒され「心と体をデトックス invisalign脳を鍛える2日間」になるようにと、場所を箱根に決めました。
ご招待したすべての先生方の参加はかないませんでしたが、それでも遠くは沖縄、全国各地、遠方より25名の先生方、ご家族含め総勢35名が集うイベントとなりました。
DAY①
5月のさわやかな風、晴天と富士山が美しくちょうどよい気候の中、チェックイン
続々と、先生方が到着されお出迎え
リアルで初めてお会いする先生も多く不思議な感じです。 先生方同士も、昔からの同級生、違う分野でのつながりもあり、今回のイベントが再会のきっかけになってくれたのも大変うれしかったです
今回は、仙石原にあるライムリゾート箱根を全館貸切としました!
360度、緑に囲まれ、中庭にも緑の中でくつろぎのスペースがありどこからでも自然を感じられる施設です。
広いエントランスは暖炉を囲むソファ、大人数、少人数で語らいの場、どこを切り取っても映える空間です
オープニングセッション
- 開会式から私のご挨拶からスタートです。
今回の開催にはまず「日頃お世話になっている先生方にお会いしたい」「忙しい日常から癒されていただきたい」という場を設けさせていただき、その中から生まれるパワーやアイデアを生み出したいという想いがありました。オンラインではなく、その場で生まれる熱みたいなものを感じたかったからです。
加えて、これまで、今、提供している学びの場、教材、サービス等を再度ご案内しインビザラインを学びやすいスタイルを見つけていただきたいということ。
さらに、先生方から頂くお費用の一部を原資として、全国で開催している一般向けキッズイベント、大人向け歯科啓蒙活動「ミライハ」の活動も、今回、スタッフとして参加してくれた衛生士川嶋春香とともに3年継続しています
また、2年ほど前まで、先生方からいただくお費用の5~8%を、外資寄付機関を通じてプラスチックごみ削減やCO2削減や太陽光、SDGsのグリーンウォッシュ系の取り組みへ寄付してまいりました。しかし、外資系会社への支援、Co2や太陽光、SDGsにまつわる政治的施策への疑問があり寄付を停止したことを踏まえまして、せっかくなら直接先生方に還元し、楽しい学びの時間を作ろうと思った次第です。そのような思いをお伝えし、
- 先生方の自己紹介タイム
ホントに全国各地、今回は関西の先生方が大変多く、「箱根は初めてなので楽しみにしてきました」の声が本当に多かったです。大部分がお一人での参加でしたが、世代関係なくワイワイ盛り上がった自己紹介タイムとなりました。
- セミナーですよね!?初めての瞑想体験
普通のセミナーにはしたくない、という想いがあり、今回、箱根という環境で豊かな学びの時間にしていただこうとコーチングを兼ねた「瞑想」のワークをプログラムに取り入れました。
瞑想のワークは、山縣亜己先生にお願いし、常にドライブしている頭をリセットする「することモード」⇒「在ることモード」へ3分間の瞑想体験を行いました。瞑想は元はブッダの教えがルーツですが昨今はマサチューセッツ大学でも医療分野研究において体系化され、ビッグテックGoogleでも用いられマインドフルネスという言葉がビジネス界でも有名になりました。成功者は大体日頃から瞑想、マインドフルネスを意識的に行い脳を切り替える訓練をされていることが多いです。山縣先生は元Reebok日本法人代表をされていた方で、バリバリのビジネスマンからマインドフルネスを伝える仕事にシフトチェンジされた経験談は貴重。
そして、今回のワークショップが「どんなものになったらいいか」「何を持って帰りたいか」とコーチングの要素も交えて5分瞑想を行いました。
本編に入る前に、一息ついて頭を切り替える時間となり、集中力が高まったという声もありました。
- 講演・ケースプレゼンテーション
私の講演では自己紹介もかねたお話を。たまたま早い時期からインビザラインの世界に入り、自分自身もインビザライン治療を経験して、シュープ先生はじめ国内外数多くの先生から学びそれをブラッシュアップして教育育成を行ってきた経験が、今の仕事に活かされています。
そして、インビザラインも年々アップデートされ、より難しい症例、適応範囲の拡大、クリンチェック作成のトレンド移り変わりなどは常にアンテナを張り、実践を伴っていかなければいけません。遠心移動、エラステックジャンプに代表するクリンチェック特有の考え方をおさらいし数症例プレゼンをご覧いただきました。加えて、治療中のモニタリングでチェックポイント、リカバリー方法などインビザライン治療はクリンチェック作成だけでなく治療中の対応が大切ということも共有しました。
次に、先生からのプレゼンテーションを行ってもらいました。ワイヤー矯正をされていた後戻りをインビザラインで行った症例、多数歯欠損をクリンチェック上で配列し、そのデータをもとにインプラント埋入、補綴を行った症例を発表していただきました。矯正の知識に加え、インプラント、補綴、さらに歯周の分野まで緻密に組み立てられたもので、皆さん真剣に聞いておられ積極的なディスカッションが飛び交いました。
そうして、あっという間の2時間強のオープニングセッションが終了しました。
ご家族も交えてディナータイム
季節のもの、県下の野菜や魚介、お肉を使ったお料理、子供たちはピザにトッピングし窯焼き体験、真鯛の塩釜焼割りなど盛りだくさん。 先生方同士も、お酒も入りざっくばらんに交流が深まった時間となりました。
日頃の悩みや相談など、諸先輩方と同じ立場で話すこともできインビザラインだけでない、医院や経営の話など有意義な時間になったのではないでしょうか
夜は各々、リラックスタイム
こちらの施設は内湯、露天、客室露天風呂と昼夜楽しむことができます。先生方には勉強も大切ですが、朝は日の出と鳥の鳴き声のする露天、夜はライトアップされ癒しのお湯を楽しんでいただけたと思います。
自由参加の深夜の症例検討会
は多くの先生方が入れ替わり参加されていました。診断・治療計画からクリンチェック修正点、難症例のディスカッションは各々いろんな意見が飛び交いました。MAの症例、埋伏歯や反対咬合のアプローチ、治療中のリカバリー予測まで本当に多岐にわたる内容をシェアしていただきました。深夜12時過ぎまで熱い議論が続きました。
DAY②
6:30より朝活 暖炉を囲んで本格瞑想
前日の導入編から発展し、朝の時間は長めに呼吸を整え、体感覚を研ぎ澄ます時間でした。ちょうど太陽が昇りはじめて暖かさを感じ、朝食準備やだんだんと起床する気配を感じる瞑想と一味変わったものを体験できました。
日常、朝をこんなに贅沢に過ごすこともなく時間に追われていると改めて感じた時間で、とても穏やかな空気が流れていました。
7:30~は各々、朝食タイム
和食、洋食と色々食べたい方にもたっぷり。お味噌汁にお魚は落ち着きますね。外のテラスも気持ちよさそうでした。
あっという間の閉会式
クロージングセッションでは、前日の夜に行った症例検討会のダイジェストをシェアしました。参加されていない先生方も、ちょっとしたヒントや難症例の対処法などピンポイントで学んでいただけたと思います。
最後は先生方から一言感想や今後につながる気づきなどをいただきました。
今までにない企画やプログラムに驚かれたと思いますが、たまにはこんな変わった研修?セミナー?イベントも良いのではないでしょうか。
非日常の環境と楽しい体験から少しでも息抜きができて、先生方同士の交流から得たアイデアをクリニックに持ち帰っていただくことができていれば嬉しいです。インビザラインを一つのきっかけとして、クリニックや先生方の臨床の幅が広がり、インビザラインって楽しいなと思う一助になればと思います
第2弾はあるのか??
”Special Thanks”
山縣亜己(株式会社Spomee/studio mindflow) 川嶋春香(株式会社レゲイム) 新川愛こ(株式会社Sparkle)