2024年を振り返って
今年も大変お世話になりました。2024年は色んなイベントに参加したり、開催したり新たなトライしたこともあった年。私自身の活動を振り返りつつ、来年どうしようかな？と思いを馳せてみたいと思います
2024年は
- 1月/3月クインテッセンス出版JAO（Journal of Aligner Orthodontics）
記事掲載をさせていただきました。論文やアクロバティックな症例掲載が多いＪＡＯですが、編集部より、一旦基本に立ちかえって患者対応や説明の重要性を伝えてほしいと「患者の理解とモチベーション向上につながる治療説明のポイント」について、診療において大切にしていること、心がけていることを解説しました
- 4月 WORK SHOP in箱根
ライムリゾート箱根にて1泊2日合宿を開催しました
日常を離れ、自然に囲まれインビザラインやクリンチェックを学んでいただきました。普通のセミナーとは一風変わったワークを取り入れたり、先生同士の交流を通して実りにある楽しい時間になりました。
DHセクションを担当させていただきました。これは、JAOを読んでいただいたAlignのEducation担当からスタッフ向けにも学びのある内容を、とオファーをいただいたのがきっかけです。ドクターの立場からスタッフの方も知っておいてほしい基礎的なことや、臨床力がアップするコツも踏まえてお伝えしました。
- 7月 子供向けイベント「みらいの歯医者さんをのぞいてみようin大宮」を開催
毎年行っている啓蒙活動のひとつ、本物の器具を使って歯の大切さを学ぶ企画です。今回から「天然素材で作る、歯磨き剤つくり」を導入しました。楽しそうにアロマを選んだり、懸命に粉を混ぜている姿が印象的でした
- 9～11月 クリンチェック強化コース開催
3回にわたりオンラインでクリンチェックを作成する基礎を習得してもらいました。グループでの講義に加え、個別フォローアップも行い先生の疑問をそれぞれ解消することを繰り返します。抽象的な内容で終わりがちなセミナーですが、きちっとご自身の症例に活かして頂けたと思います
来年は
6月 Invisalign APAC summit がタイ バンコクで開催される予定です。タイでの開催は初めてなので、どんな雰囲気のサミットになるか楽しみですね
通年通り、2025年版の「診療室の手引き」もリニューアル予定です
それを元に、2025年2月23日は大阪でドクター・スタッフ共に学ぶ「１Dayセミナー」を開催いたします。
日頃クリンチェックを拝見している中で、「もう一歩治療結果を上げたいな」、「追加アライナーが多いな」と思う場面もありクリンチェックだけでは補いきれない臨床的な部分の解像度をグッと上げていただく必要があるなという思いからです。
また、シンプルにまとめた「診療室の手引き」ですが、スタッフ皆さんまで広く習得しきるのは、忙しい日頃の診療中では難しいかと、1日で浅くでも網羅できるようなセミナーにしようと考えております。
ココ１～２年でインビザラインを始めた先生、クリニックの皆さまには、講義や実習を通じて「この処置を行うにはこんな理由があるんだ」とか「何をみて、どう対処するのか」が分かり、もう1段レベルアップしていただく機会にしていただければ幸いです。
そして来年2025年度は、月刊デンタルダイヤモンドで「インビザライン臨床ケースプロファイル」と題し12カ月連載を担当させていただくことになりました。
各月、1症例つづ代表的な症例を上げて、症例写真とクリンチェックを解説するコンテンツとなっています。紙面の解説に加え、クリンチェックは動画リンクからご覧いただけますので是非購読ください
来年も、先生方のインビザライン、また診療のサポートができますよう、また、先生方のニーズやリクエストもお待ちしておりますので色んなアイデアいただけたら嬉しいです
今後ともよろしくお願いいたします
