JAO2024 1号増大版に掲載されました
2024年2月10日にクインテッセンス出版から発売される【JAO : Journal of Aligner Orthodontics2024 Vol.4 1号】に記事寄稿しました。
テーマは「患者の理解とモチベーション向上につながる治療説明のポイント(前編)」
今回、執筆のご依頼をいただき編集部とご相談させてもらう中で、難しい症例の話は他の先生にまかせて、JAOの今までの記事とは一風変わった内容にしましょう、ということになりました。
新規にインビザラインを取り入れるクリニック・先生が増える中、あまり知識がない中でスタートしてしまっていることも見受けられます。また、患者側も色んなメーカーのマウスピース矯正が乱立する中で残念な結果になったり、初めに聞いてたと事と違う、など悲しい事態に陥ってしまう方もいるかもしれません。
臨床手技「難症例を治す」ことはもちろん大事、ですが、「トラブルにしない、確実に治す」ことが日常臨床をストレスなく進めるためには大切なことなのかもしれません
一言で「患者とのコミュニケーションを大切に」ということに集約されますが、良い対人関係の構築とスムーズな治療には相手に関心を持つ気持ちと細やかな心遣いが必要です。なかなか、歯科医師という職業だけをやっているとなかなかコミュニケーションを学術的に学ぶことは少ないかもしれません。そのような一般常識、社会通念の概念が一部加わっていますが、より臨床を想像しやすいように構成を組みました。
カンタンで知ってる内容も多いかと思いますが、一歩立ち止まりご一読いただければと思います
次号はより臨床に沿った内容となります。4月発刊号もご期待ください