2023年7月23日埼玉、8月2日長崎五島福江島にて、子供体験イベント「みらいの歯医者さんをのぞいてみよう」を開催いたしました

このイベントは、歯科衛生士 川嶋春香さんとタッグを組みミライハ（任意団体 こどもの歯と健康を考える会）として、親子で参加できさまざまな実験や体験を通じて口腔意識向上と健康・発育を学んだり、医療技術にふれ歯科医院を身近に感じ将来の職業選択の視野を広げる一面も期待しながら活動しています　↔昨年の活動はこちら

イベントを企画する上で「ホンモノに触れること」を大切にしています

診療室をとびだして歯科医院でしかできなこと、歯科医院でもできないことを体験することとは「触っちゃダメ」な歯科医院で使う器具を実際に触りながら動かしてみる経験はココでしか体験できないものとなっています

本物に触れてみる体験を通して子供の発達や興味関心が広がり、正しい歯科への認識がもてるようになることも大切にしています

夏休みということもあり、自由研究としても取り組んで頂きやすいもとのしました

●唾液で虫歯菌の数をしらべる(RDテスト)は

現状の虫歯リスクを目で見て変化が分かることで、毎日の歯ブラシの大切さを理解します

●飲み物の酸性度を調べる（リトマス試験紙）は

虫歯になるメカニズムを学びながら、飲み物によって虫歯になりやすさが違うということを理解します

これらのことから、選ぶ飲み物や歯磨きの重要性を頭で理解するだけでなく、目で見て実体験することで子供自身納得できるので自分で考えて行動できるように。

イベント後、お母さま方の感想をうかがうと、日頃のコミュニケーションが増え、自然と歯を磨くことの大切さや、飲み物の選択の変化など、生活のなかにこの体験が活きているというご意見が多く聞かれ有意義な体験と実感していただいています

去年に引き続き夏休みの自由研究にも利用してもらえるように、ワークシートやサンプルなども準備せていただきました

ご自宅に帰られて再度、お家にある飲み物の酸性度を測ってみるのもよいですね

今回は、インビザラインジャパン株式会社さまに加え、埼玉/浦和もちまる歯科矯正歯科さまのご協賛や長崎福江島の地元の皆様・福祉センターの方々にもご協力をいただきました

初の九州、長崎で企画が立ち上がった経緯は、たまたま福江島在住の方とお知り合いになり、島では歯が痛くなったら歯科医院に駆け込むもので、数件ある歯科医院も込み合っているのが現状で、歯科や医療に関するイベントも数少ないという声がきっかけです。

親子で学ぶ体験を通して虫歯予防の大切さ、歯科の興味関心を高め、生涯健康な歯と口腔内環境を保つきっけ作りとなるような取り組みを目指そうと今回初めての離島開催となったのです。

中々ふれることのない体験　最新デジタル機器のテクノロジーを体感し、これからの歯科医療技術に触れ将来の職業選択の視野を広げることも期待です。

そしてインビザラインは僻地、離島でも矯正治療の選択肢の一つとして紹介させていただくと、従来の矯正治療では治療が受けにくい点を払しょくする内容に皆様驚いていらっしゃいました。

また、最近の歯科事情や情報に触れる機会も少ない、医療を受ける選択肢も少なく船や飛行機で通院することも、、というご意見を聞いて正直驚きました

日常生活は日本どこにいても大体のインフラは整っていますが、長期・かつ通院の必要性のある矯正治療・歯科においては土地・地域の状況に大きく左右されます。デジタル化、オンライン化が進み、どこにいても、いつでも等しく医療が受けられる環境になっていく未来に期待して今後も活動を続けていきたいと思います