IPR講義+実習3hレクチャー
好評!実習付き訪問レクチャー第3弾の今回は、クリニックにお邪魔させていただき”IPR(Inter Proximal Reduction)”の講義と実習をおこないました
たかがIPR、されどIPR
インビザラインのほとんどのケースに組み込まれてくるIPRはとても身近な処置です いつからか削ることが当たり前、忙しい診療の中でIPRの処置は隙間が開けばそれでいい、と思っていらっしゃる先生方もいるのではないでしょうか
講義の時間
IPRを細かく紐解き、診療中のチェックポイントと実際の診療手順をお伝えしました
IPRを適切に行うための準備として、治療前のクリンチェックの確認、口腔内モニタリングとコンタクトのチェック、機材の準備から患者さんへの説明までやることがたくさんあります
実習の時間
マネキンを使用し、IPR用のバー、オーソファイル、メタルストリップスの使い分けと手技の練習を行いました
実際にIPRを行った切削面を歯牙模型を分解して細かく研磨面を見てみると、先生方の癖が浮かび上がってきます
すべての工程をスムーズに行うために、先生方の目的理解がとても大切です なにより丁寧に行うことがどれほど治療結果に影響するかを感じていただきたいと思い伝えています
補綴物を入れるときはツルツルになるまでコンタクトを研磨することが常識ですから、矯正で歯を動かしIPR部のスペースが閉じたときに同じように使えるように仕上げなければなりません そのようなお話をしながら参加いただいた先生方の診療クオリティーが高まりますようフォローアップしています
実習セミナーは、クリニックさまの規模に合わせて、またお友達の先生方とあわせて企画も可能です